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これまでにないいろいろを「つなぐ」デザイン

第2回「ひめじまちづくり喫茶」


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2013年2月13日(水)19:00~21:00

都市を取り巻く環境は近年大きく変化しており、
「ストック重視」「価値観の多様化」「都市間競争」「市民参加」などを重視した
都市経営が求められています。
つまりその都市固有の資産に着目し、
それを様々な担い手の参加のもとに磨き活用していくことが
重要になっていると考えられます。
そのような状況下、大阪では数年前から水辺や歴史的まちなみといった
固有の資産を活かした活動が生まれ、増殖してきています。
キャッチフレーズが先行していた「水都大阪」は、
様々な担い手のかかわりによって都市大阪を正しく表現する言葉に
位置付けられつつあります。

第2回サロンでは、大阪における水辺のまちづくりに、
その初動期からかかわっている杉本容子さんをお呼びし、
活動の経緯や活動内容、都市に対するご自身の想いなどを熱く語っていただきます。

■ゲストスピーカーと演題

杉本容子さん((株)ワイキューブラボ代表)

1975年神奈川県出身。
大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻博士前期課程修了。
まちづくりコンサルタントとして大阪の水辺再生や歴史的街なみづくりに関わるかたわら、
アフターエイトに大阪のまちをおもしろくするNPO活動に積極的に参加。
2009年に新設された大阪府都市魅力創造局にて、民間からの特別任用により、
都市魅力を創造する施策の企画調整を3年間担当。
2012年に(株)ワイキューブラボを設立、現在に至る。
著書に「いま、都市をつくる仕事」(学芸出版社、2011.10、共著)ほか。工学博士。

演題 『大阪・水辺のまちづくりへの想いと実践』

■参加無料

■参加要領 事前連絡不要。当日会場までおこしください。スペースの制約から先着30名とさせていただきます。

 

※第3回は、ゲストスピーカーに泉英明さん((株)ハートビートプラン代表)を招いて、
商店街活性化+水辺のまちづくりを題材にディスカッションします。(3/21(木)19時~、納屋工房にて)

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ひめじまちづくり喫茶の開催にあたって

都市を取り巻く環境は「ストック重視」「価値観の多様化」「都市間競争の時代」「市民参加の進展」など
大きく変貌しています。そのような状況下、さまざまな都市で新しい方向性が模索されています。
そこから浮かび上がってくる重要ポイントは、①固有の資源に着目した都市の魅力アップ、
②自ら考え行動すること、③中身優先(枠組みはあとから)、④連携し共鳴すること、⑤そのための「場」づくり、
と考えられます。

いま姫路では、駅前が生まれ変わりお城がきれいになるいなどまちなかが新しくなりつつあります。
このようにハードが新しくなる今、それに合わせてソフト(人の活動)にも新しい何かが必要と思われます。
それは前述の状況から考えると、人レベルの出会い、刺激、交流から
自律的に生まれてくるのではないでしょうか。

「人の出会い→刺激→交流→自律的な新しい動き→姫路まちなかの魅力アップ」と言う仮説を立て、
その第一歩として新しい人の出会いの場「ひめじまちづくり喫茶」を開催します。
定期開催のセミナー形式で、他都市で自律的なまちづくり活動を実践している人物を
ゲストスピーカーに招き、まちづくりに関する話題提供とディスカッションをおこなうというものです。
姫路まちなかをフィールドに活動されている様々な活動グループの方々や
活動を模索されている方々などに参加いただき、
次の展開へのヒントや新しいネットワークを生み出す機会にしたいと思っています。

2013年1月29日 ひめじまちづくり喫茶事務局

*主催 ひめじまちづくり喫茶事務局:小川陽平(小川農園)・篠原祥(大阪ガス)・長谷川香里(納屋工房)・平田千香子(播磨リビング新聞社)

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