NAYA

これまでにないいろいろを「つなぐ」デザイン

第4回「ひめじまちづくり喫茶」


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2013年4月17日(水)19:00~21:00

個性豊かなまちの実現には歴史資源の活用がポイントになります。
歴史資源というと城郭や社寺が思い浮かびますが、近代以降の建築物にも価値あるものが多く存在しています。

それを活用することには、

①ゆとりある空間を活かして魅力を創る
②時の流れが刻み込まれた価値を再生する
③投資を抑制した仮設的利用で活性化する
④新し い用途を加えて街や建物を甦らせる
⑤街の歴史を継承する

など多くの意味があり、その再生・活用を具体化していくことが求められています。

第4回「ひめじまちづくり喫茶」では、戦前から戦後(昭和二十から三十年代)の建築物に着目し、その再生・活用に、建築家として、市民として、学者として関わっている高岡伸一さんをお招きし、活動の経緯や活動内容、都市に対する ご自身の想いなどを熱く語っていただきます。

■日時 2013年4月17日(水)19時~21時(話題提供60分・コーヒーブレイク10分・ディスカッション50分)

■場所 納屋工房(姫路市本町68大手前第一ビル4階 TEL079-263-7878) http://nayakobo.com/

■ゲストスピーカーと演題

高岡伸一さん((建築家・大阪市立大学都市研究プラザ特任講師)

1970年生まれ。大阪大学大学院建築工学専攻修了。昭和設計勤務を経て2004年に高岡伸一建築設計事務所を設立。2006年より大阪市立大学特任講師を兼務、現在に至る。設計活動と並行して、近代建築や戦後の建築の再評価・利活用について研究・実践し、大阪の都市再生に繋げるべく様々な活動を展開。また同大学都市研究プラザが都心に設けた船場アートカフェでは、地域の文化資源を活用した地域活性化プロジェクト「まちのコモンズ」などを実践。主な著書に『大大阪モダン建築』(高岡伸一・三木学編著、青幻社 2007.11)、『いいビルの写真集』(BMC、パイインターナショナル 2012.7)など。

演題 『自分の街の建築を使いこなす』

 

※第5回のご案内
・ゲストスピーカー 藤川敏行さん(大阪ええはがき研究会メンバー(竹中工務店勤務))
・演題 『手づくり絵はがきによるまちなかの魅力発掘と発信』
・日時・場所 5/20(月)19時~、納屋工房
・併設イベント ゲストの藤川さんの作品をはじめ、大阪ええはがき研究会メンバーが制作した「ええはがき」の展覧会を納屋工房にて同時開催します。(期間:5/7(火)~5/17(金)・5/20(月))

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