句会【亜流里】風羅堂の俳人たち
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播磨芭蕉忌フェスティバル 第五回 2011年11月6日

  第六回 2012年11月18日
第三回 第五回 2011年11月6日
  第四回 2010年11月13日
  第三回 2009年11月28日
  第二回 2008年10月12日
  第一回 2007年10月13日



プログラム

【第一部】 午後2時〜3時
姫路風羅堂俳句大会 入選作発表・表彰式
選者
〔一般の部〕
小路紫峽(兵庫県俳句協会顧問・俳誌「ひいらぎ」主宰)
井上志朗(西播俳句協会代表)
林 誠司(月刊俳句界 編集長)
〔学生の部〕
原 英俊(高砂市俳句協会会長・句会「亜流里」指導)
中嶋常治(「青門」編集同人・句会「亜流里」顧問)
【第二部】 3時〜4時30分
記念講演会 「編集長が見た素顔の俳人達」
講師 林誠司(月刊俳句界 編集長)


風羅という言葉は芭蕉翁の造語で「笈の小文」の冒頭で使われており、風に破れやすいうすもの(芭蕉葉)の意で、自らを風羅坊とも名乗っていました。
兵庫県姫路市の増位山随願寺には松尾芭蕉翁のものと伝わる蓑、笠が残っています。
それらを、広く皆様に知っていただこうと、平成19年より「播磨芭蕉忌フェスティバル」を毎年開催し、今では訪れる人もいないこの地にいつの日か風羅堂が再建される事を夢見て活動しております。
■主催/句会 亜流里(あるさと) ■後援/姫路市教育委員会・西播俳句協会・俳誌ひいらぎ・常民学舎・月刊俳句界・他

<特選 一般の部>
稲刈ってあらはになりし一揆の碑 高砂市 中野はつえ
念仏の聞こえてきそう蟻の列 姫路市 森本恵子
放哉の島より寄せる秋の潮 大阪市 植原嘉栄

<特選 学生の部>
稲の穂がおじぎをすると二学期始まる 御国野小四年 伊東佑芽
弟が話しかけてるおじぎ草 御国野小二年 竹田詩穂

以上 おめでとうございます。

ごあいさつ
 第五回播磨芭蕉忌フェスティバル 姫路風羅堂俳句大会にご参加いただき、誠に有り難うございます。
 姫路には、芭蕉翁が「奥の細道」の道中で使用したとされる蓑や笠が残っています。かつて増位山随願寺裏手にあった「風羅堂」には蓑笠など芭蕉の遺品や芭蕉像が納められ、播磨の俳人達の活動拠点となっていましたが、明治初期に焼却処分され、百三十余年が過ぎました。
 本年は、一般の部百三十二名、四百十一、学生の部では六小学校、四中学校、六高等学校の八百三十名の生徒より、二千を越える投句を頂戴しました。特選句、秀逸句は漫画家前田賢一先生にイラスト俳句にしていただき、副賞と致しました。国語の教育現場でのお手伝いの可能性も含め、姫路版俳句甲子園開催への布石も着々と浸透中です。
 昨年継がせていただいた名跡、風羅十二世として、心新たに風羅堂再建に向け尽力して参りますので、なお一層のご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。    

平成二十三年十二月吉日        


風羅十二世  句会 亜流里  代表 中 村 猛 虎


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