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■主催/句会 亜流里(あるさと) ■後援/姫路市教育委員会・西播俳句協会・俳誌ひいらぎ・常民学舎・月刊俳句界・他 |
■一般の部
姫路市長賞(井上志朗選 特選)
姫路市長賞(井上志朗選 特選)
せつせつとカタカナの遺書いわし雲 |
姫路市 吉田貞夫 |
姫路市長賞(井上志朗選 特選)
■学生の部
寂聴賞(瀬戸内寂聴選 特選)
おかあさん月がでてるよおかあさん |
山田小一年 つぼたかほ |
姫路市長賞(原英俊選 特選)
ドキンドキン私の右手は虫取りあみ |
谷内小四年 前田みう菜 |
兵庫県教育委員会賞(中嶋常治選 特選)
父の日にうまく言えないありがとう |
白浜小六年 佐竹眞羽 |
姫路市教育委員会賞(句会亜流里選 特選)
朝顔はさみしがりやだ手をつなぐ |
御国野小一年 竹田光翔 |
さんまの目ぼくにも見せて海の中 |
広畑小二年 瀬尾和貴 |
以上 おめでとうございます。 |
ごあいさつ
第六回播磨芭蕉忌フェスティバル 姫路風羅堂俳句大会にご参加いただき、誠に有り難うございます。
姫路には、芭蕉翁が「奥の細道」の道中で使用したとされる蓑や笠が残っています。かつて増位山随願寺裏手にあった「風羅堂」には蓑笠など芭蕉の遺品や芭蕉像が納められ、播磨の俳人達の活動拠点となっていましたが、明治初期に焼却処分され、百三十余年が過ぎました。
本年は、一般の部百四十二名、四百五十三句、学生の部は十八小学校、五中学校、五高等学校の千九百名の生徒より、昨年倍増の四千を越える投句を頂戴しました。今年始めた小学校への出張俳句授業の効果もあるのか、嬉しい悲鳴です。また、県知事賞、姫路市長賞など冠をいただくことも出来、なお一層格調高い句会とすることが出来ました。
一昨年継がせていただいた名跡、風羅十二世として、心新たに風羅堂再建に向け尽力して参りますので、なお一層のご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
平成二十四年十二月吉日
風羅十二世 句会 亜流里 代表 中 村 猛 虎
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